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概要

パルレポート2023

7地域支援フードドライブ家庭で余っている食べ物を学校や職場などに持ち寄り、それらを取りまとめて地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動として、組合員を対象に「フードドライブキャンペーン」を2回実施し、約2.1tの食品と学用品220kgが集まりました。集まった食品や学用品は、フードバンク山梨や甲斐市社会福祉協議会、長野県諏訪地域振興局などへお届けし、生活に困窮する子どもたちのいる各家庭へ届けられました。予備青果の提供パルシステムグループでは、2019年度から毎週商品のセット後に余る予備分の青果を、生活困窮者の支援活動に役立てる取り組みを行っています。予備分の青果は、提供先へ引き渡しやすいように、定期的に各配送センターへ届けられます。食品ロスの削減につながるほか、季節の生野菜や果物を提供することで、県内の子どもたちの成長を応援しています。県内で子ども食堂やフードパントリーを運営する団体に幅広く提供を行っています。パルシステム給付型奨学金家庭環境や経済的な理由で大学への進学や就学の継続が困難になっている若者を対象に、この制度が始まりました。単なる奨学金給付に留まらない伴走支援団体による「伴走支援」が特徴です。定期的な生活相談などの精神的なサポートも行うことで、奨学生一人ひとりと信頼関係を築き、将来的な自立に向けて支援をします。学びたいと思う若者の進学や就学の希望が叶うような社会であってほしい。若者が学びの機会を得ていくために、適切で多様なサポートを投げかけることができるかどうか、いま強く求められています。コロナ禍の支援地域の団体へ支援新型コロナウイルス感染症は、人と人、地域と地域を分断する状況を生みました。このような状況下の中、貧困や格差の拡大が心配されます。今後も地域団体や行政と連携を図りながら継続した支援が必要だと感じています。・ 「ふえふき こどもたまり場プロジェクト2022夏」にて6団体へ食材支援、3団体へ文具の提供。・「 NPO法人地域ささえあい虹の会」に食材と生活用品の提供。・ 山梨大学生協の学生支援として食材の提供。・ 子ども食堂「わくわくキッチンふじかわ」へ食料の支援。・ 共立介護福祉センターいけだへお米の提供。・ NPO法人 富士と湖とかかしの里へ食材の提供。・ NPO法人 にじいろのわ、NPO法人 Happy spaceゆうゆうゆう、社会福祉法人平成福祉会へ予備青果の提供。やまなし食の安全・食育優良活動表彰を受賞山梨県では、食の安全・安心の確保及び食育の推進に関して、特に優れた取り組みに対し表彰を行っており、「食品ロス削減部門」で受賞しました。予備青果の提供やフードドライブ運動などを通じて、広く食品ロスに関する活動や取り組みや組織内だけではなく、広く組合員へ呼び掛けを行い、運動への参加を通じた周知・広報活動の一翼を担っていることが評価され、今回の受賞となりました。引き続き、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを通じ、組合員や地域へ貢献します。