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概要

パルレポート2023

4パルシステムのSDGs フェアトレード商品の普及フェアトレード:「公平貿易」「公正貿易」と訳されているこの言葉。発展途上国で作られた商品を適正な価格で取引することで、貧しい人々の自立につなげる貿易の仕組みです。私たちの周りには、アジアやアフリカ、中南米の国等で作られたものが多数あります。しかし、これらは労力や燃料を大量に使って、はるばる日本に来ているはずなのに、驚くほど安価で購入できます。立場の弱い人々が正当な報酬を受け、自立することを目指すフェアトレードを積極的に推進し、この活動をより身近に知っていただきたいという想いから、山梨県中央市の「フェアトレードショップぱるはぴ」店舗や「エシカル市場」コーナーを展開しています。2030年に向けて、「たべる」「つくる」「ささえあう」「きりかえる」「わかりあう」という5つの視点を大切にし、ふだんのくらしの行動で世界のさまざまな課題さえも超えていこうと挑戦します。もっといい明日へ 超えてく地球の未来のこと、私たちの明日のこと。サステナブルについて考える時、まずは、近くのことから始めてみませんか。無理をしてとか、大きなことではなく、毎日のくらしの中で、できることを、ちょっとしたことから積み重ねてみませんか。自由に、軽やかに、時には誰かと楽しみながら、これまでの自分を、ちょっとだけ超えて。1. 安全安心で超えてく私や家族、そして商品づくりに関わる、すべての人と地域にとっての安全安心を実現します。2. ジェンダーフリーで超えてく社会や身のまわりの、思い込みや不平等を見直し、新たなくらし提案や、商品、サービスをつくりあげます。3. 交流で超えてく顔の見える関係を一歩先に進め、誰もがワクワクする「五感と記憶に残る」交流を育みます。4. くらし方で超えてく「私にいいが、世界にいい」を共通の価値観に。サステナブルで、心地いい、健やかなくらしを楽しみます。5. 協同で超えてく多様性を認めあい、支えあいが広がっていく社会へ。組合員活動を超え、社会のアクションに変えていきます。もっといい明日へ お米で超えてくお米の自給率はほぼ100%。日本において、お米は食料安全保障の要ですが、お米の消費量とともに、田んぼも農家も減っています。1日一人当りのお米の消費量は、1962年をピークに減少を続け、今では半分以下となっています。またお米農家は、この50年で約5分の1以下に減少しています。お米は生産を抑えられ、価格も下落してきました。経営の厳しい農家は、高齢化・後継者不足で減り続けるでしょう。このまま田んぼが減少し、異常気象などで不作が重なれば、お米不足になり、同時に他国も不作なら輸入できない可能性もあります。今こそ『お米を食べることでつながる輪』をひろげていきましょう。私たちが、ふだん食べているほかほかごはん。それは、日本のどこかの田んぼで、だれかの手で育てられている。そこでは、田んぼがいろんなものをつなぎ、豊かな世界が広がっている。食べる私たちもその一部だから、お茶わんを片手に加わろう。一人ひとりの「サステナブル」な行動でSDGsの実現お米で超えてく特設ページ