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概要

パルレポート2021

コア・フード有機JAS認証を取得した「有機農産物」、またはそれに準ずると判断された農産物。化学合成農薬、化学肥料を使わない(※)、パルシステムのトップブランドです。※ 有機JAS認証での使用可能資材を除く。エコ・チャレンジ化学合成農薬、化学肥料を各都道府県で定められた慣行栽培基準の1/2以下に削減。加えて、パルシステムの「削減目標農薬」の不使用を原則とします。※ 青果は、除草剤、土壌くん蒸剤不使用。※ 青果は2014年10月お届けから、米は2015年産米から実施。6環境の取り組み3Rの推進世界のごみの発生量はいまだに増大しており、2015年度の1年間に4,398tのゴミが排出されています。「限りある地球の資源を無駄にしたくない」という思いから、リデュース(Reduce:廃棄物がなるべく発生しないような商品の製造・販売をすること)、リユース(Reuse:一度使用したものを廃棄せずに再使用すること)、リサイクル(Recycle:一度使用したものを資源として再生利用すること)の3R(スリーアール)活動に取り組んでいます。プラスチックごみ削減プラスチックごみの投棄による環境汚染や、焼却によるCO2排出などが世界的な課題となっています。プラスチックごみの削減と資源循環型社会の構築を目指し、環境負荷の少ない包装容器の採用や3Rの取り組みを進めています。・ 包装のサイズを見直し、軽量化・容器包装サイズの見直し(トレーや留め具の廃止、プラスチック以外の材質への変更)など、耐久性や品質の保持を検証しながら進めています。・ 包装袋に再生原料などを使用し、軽量化が困難なプラスチック包材についても、再生原料など、より環境負荷を低減できる材質への切り替えを進めています。石けん生活公害が深刻だった時代に、「川や海を洗剤の泡で汚さないよう、環境中で分解されやすい石けんを使いたい」という組合員の声から石けんを利用する取り組みが始まりました。現在でも昔ながらのシンプルな石けんにこだわり、環境に配慮した生活用品の普及に取り組みます。産直(産地直結)と食の安全パルシステムの産直「つくる人」と「食べる人」がともに健康で安心なくらしを実現するため、理解し合い、利益もリスクも分かち合える関係を築くこと。【産直四原則】1. 生産者、産地が明らかであること2. 生産方法や出荷基準が明らかで生産の履歴がわかること3. 環境保全型・資源循環型農業をめざしていること4. 生産者や組合員相互の交流ができることこの四原則に基づいて産地と産直協定を交わしています。これらの産地から出荷された商品を、「産直品」と位置づけています。パルシステムの商品づくり7つの約束商品開発の際、常に立ち返るべき原点として掲げるのが「商品づくりの7つの約束」。国産・産直原料を積極的に使用するなど、パルシステムが優先するのは、「いのちや環境への配慮」や「くらしに役立つ」という視点です。1. 作り手と「顔の見える関係」を築き、信頼から生み出された商品をお届けします。2. 食の基盤となる農を守るためにも国産を優先します。3. 環境に配慮し、持続できる食生産のあり方を追求します。4. 化学調味料不使用で豊かな味覚を育みます。5. 遺伝子組み換えに「No!」と言います。6. 厳選した素材を使い、添加物にはできるだけ頼りません。7. 組合員の声を反映させた商品づくりを大切にします。地産地消の取り組み私たちの住んでいる地域で作った農畜産物や、伝統食を食べる。私たちの健康とその土地に伝わる食文化を守る。そんな地元生産者の商品を中心に取り扱う独自チラシを毎週発行しています。旬なものをその時期に食べること。生育に最も適した季節に、じっくり育つのが美味しさの理由だからこそ、地産地消のニーズにお応えしています。これら独自商品は、放射能や残留農薬の検査を自主的におこない、検査結果はホームページ上でご覧いただけます。