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概要

パルレポート2021

5事業を通じ地域・くらしのお役立ち私たちにできることパルシステムでんき商品づくりを通して「食」と「農」をつなぎ、環境や生きものの命を大切にする社会を目指してきました。そして、東京電力福島第一原発事故を受け、電力事業に取り組んでいくことも、次世代に豊かな自然環境を引き継いでいける活動だと考えました。日本の電力源の多くは、石炭や石油、天然ガス、それに原子力。いつか枯渇する資源や、危険と隣り合わせに得るエネルギーではなく、自然界に常に存在し、環境にもやさしい再生可能エネルギーを。「パルシステムでんき」は、産直産地と協力しながら、持続可能な電気をお届けしています。くらしサポート近年、少子高齢化が進み、若年層では核家族化、高齢者では夫婦世帯や独居世帯も増加しています。高齢・産前産後・子育ての支援などに加え、障がい・病気・けが、また生活の中での「ゆとり」作りなど、様々な場面で支援を必要とする方が増えており、環境整備が必要となっています。そうしたくらしの中でちょっと手助けが必要な組合員と、少しならお手伝いができるという組合員が、“お互いさまの気持ちで支えあう活動”を基本として生れたのがパルシステム山梨の『くらしサポート』です。CO・OP共済組合員の暮らしを保障の分野でサポートする仕組みとして、パルシステム共済連合会、日本コープ共済連合会を引受団体として、CO・OP共済を取り扱っています。ケガや病気、災害など組合員のくらしの「もしも」を保障する生協の共済です。コープ共済 は「自分の掛け金が誰かの役に立つ」という組合員同士の助け合いの心を形にしています。またよりよい地域社会の構築に向けて、組合員が自主的に行う子育て支援や福祉助け合い活動、ライフプランニング活動、健康維持活動を「たすけあい活動助成金」という形でサポートしています。「市民活動助成金」制度地位の活動が活発におこなわれ、元気に明るく楽しい暮らしを願う、地域貢献の取り組みとして2002年より設けています。制度開始から述べ205を超える団体へ総額3,300万円超の助成を行いました。【2021年度助成団体】通常枠・敷島台ささえ合いの会・つばさプロジェクト・都留不登校親の会ホッとタイム・よりそい北杜・河口湖アレルギーの会・山梨マイクロプラスチック削減プロジェクト・山梨県ボッチャ協会・特定非営利活動法人エンパワメントアフロッキー・山梨不登校の子どもを持つ親たちの会(ぶどうの会)・特定非営利活動法人 山梨スポーツエージェンシー20周年特別枠・山梨の子ども白書編集委員会・不登校の子どもたちの居場所「ひなたぼっこ」・峡東に新しい学校を立ち上げる会・なかまフィールド うじゅうの森・特定非営利活動法人 森の劇場地域と協働で地域の生活サポート地域住民の安心・安全な暮らしの実現を目的に、これまで25市町村・2社協との見守り事業に関する協定を締結となりました。2018年度3月より山梨県内の配送エリア全ての市町村と締結となりました。この協定は、日々の配送業務や仲間づくり業務中に地域住民の異変の察知や、何らかの支援を必要としている方を発見した場合に関係機関へ連絡すること。また生命・身体・財産に関わる緊急通報が必要と判断した場合、消防署や警察署へ通報する仕組みです。被災地を支援する市民団体をサポート組合員の皆様からいただいた募金を活用し、2013年度~2018年度まで「福島保養プログラム」を企画し取り組んできましたが、2019年度より「被災者を支援する市民団体」をサポートする取組みへと切り替えました。2020年度は県内で活動する1団体に応援金を送付しました。被災者への支援が減っていく中で、山梨県内において活動されている団体を引き続き応援していきます。