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概要

あーしあん367

▲1▲2▲4 32公開確認会とは 「公開確認会」は農産物の栽培方法や安全性への取り組みを組合員が直接確認する、パルシステム独自の取り組みです。食に関わる安全性や生産者の努力を、組合員自身が確かめます。生産者と組合員がより深く理解し合い、課題を共有し改善につなげる、発展的な交流の場です。今回の公開確認会までの流れ※監査人となるには…パルシステムが行う  ・  の両方を受講すると監査人資格が得られます。産地プレゼンテーション「ももっこファーム山梨」の紹介 土壌が傾斜地で水はけが良く、盆地気候により日中暑く夜は冷えるため、果樹栽培に適した場所です。ぶどう・もも・すももの栽培をしています。 化学合成農薬の使用を抑え有機肥料を使い、安全で自然環境を考えた栽培を図る事を基本理念の下に、栽培した農産物を安定的に供給・販売することを目指しています。 パルシステムへの出荷は全体量の7割を占め、出荷数も年々増加しています。「エコ・チャレンジ」の栽培規準での農薬散布回数は県で決められた慣行栽培の半分となっています。農薬に頼らず病害虫を防ぐために密植させない工夫をしていますが、慣行栽培より少ない収穫量となってしまいます。また、殺菌剤使用が少ないため「晩腐病」が出やすく天候に左右されることが多いのが悩みです。パルシステムでは、生産者と組合員がともに力を合わせて「農薬削減プログラム」を実施してきました。この取り組みのなかで生まれたのが、トップブランドである「コア・フード」と「エコ・チャレンジ」です。この基準に準じて環境配慮型農業を実践している産直産地が山梨県・長野県にも数多くあり、その中のひとつ「ももっこファーム山梨(山梨県笛吹市)」が去る8月に公開確認会を開催しました。今回はその様子をお伝えします。ももっこファーム山梨公開確認会6月18日 基礎学習会 公開確認会の仕組み、概要の説明、消費者による監査について。パルシステムの産直と帳票類の説明と見方を学ぶ。7月14日 事前学習会 監査人の心構えについて。生産者による産地プレゼンテーョン、生産者を交えたグループワーク。8月18日 事前監査 生産者と直接会い、帳票類を確認しながらの質問。圃場、作業場、倉庫へ行き、作業や衛生管理、農薬管理を確認。8月19日 公開確認会当日 産地プレゼンテーションとLIVE中継、監査人が自分の目で確かめたことを報告し組合員と生産者が産地の現状や課題を共有。12