ブックタイトルあーしあん381

概要

あーしあん381

3志村：農業にはやはりお金もかかりますし、そのことも考慮しながら、農業や畜産業などの第一次産業と呼ばれている分野の魅力をどう伝えるかも考えなければいけないと思います。今はお金を出せば、海外から物が買えるという時代ではなくなっています。日本には売らないということになった時、国内に畑はいっぱいあるけれど、やり方がわからない、やる人がいないということにもなりかねない。ではどうするのか。もう一度、自給率を上げる、自国で生産するということを考えなくてはならない時が来ています。古家：今は物価も上がっていて、消費を控えている面もあるとは思います。しかし、生産者を支えることは非常に大切です。農業だけではなく畜産業も、気候変動や飼料、資材の高騰などの影響で大変な思いをされている方が多いのが現状です。生協としても、なんとか人材の確保ができたり、後継者を見つけることができるなどの仕組みづくりから関わっていければと思っています。志村：生協は、年間契約等を結んで、安定的に購入しているので、組合員のご理解もある中で、生産者が安心してモノを作ることができる。そういう関係性を、生協の産地だけではなく、他の生産者とも構築していくことも必要だと思います。消費者の安心だけではなく、生産する方の安心や生活、経済的な面も重点を置いて考えて、なおかつ農業の魅力を伝えていくことにも、腐心していかなければいけないと考えています。小谷：最後に組合員へのメッセージをお願いいたします古家：これからも、皆さんとともに地域に貢献できるように頑張ってまいります。お力をお借りしながら進んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。志村：組合員と一緒に進んでいきたい、歩んでいきたいと思っています。私達パルシステム山梨 長野だけがやるのではなく、組合員と一緒に考え行動していきながら前進していくことが大切と考えています。これからも、ご理解、ご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。古家 滋子 理事長志村 宏司 専務理事司会・進行小谷 眞弓 副理事長今年の漢字希希望をもって、みんなで挑戦していく。今年の漢字愉新たな出会いやつながりを愉しむ。今年の漢字新新たなパルシステム山梨長野を作っていく。