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概要

あーしあん375

ぱる42023年度課題推進チーム 今年度の課題推進チームは、組合員3名と理事3名、職員3名の計9名のメンバーで活動しています。「『お米』をテーマに食料自給率向上や食べることの大切さを伝え、産地を応援します」をテーマに情報収集をおこない、多くの組合員の皆さんや地域へ伝え、ひろめていきます。 お米は日本人の主食であり、一番身近に感じられる食べ物と同時に、私たちのエネルギー源となるだけでなく、日本の食文化を継承するという意味でも欠かすことのできない作物です。ですが、日本人が消費するお米の量は年々減少しており、今後もさらに加速していくと言われています。 一方、生産者は資材や肥料、燃料費などの高騰で、とても厳しい状況におかれています。私たちになくてはならないお米を美味しく食べ続けることができる未来となるように、「たべる」と「つくる」をつなぎ、ひろめていきます。2023年度商品開発チーム 組合員7名とメーカー、パルシステム連合会、パルシステム山梨理事、職員などがチームを組んで開発しています。 組合員が協力して「こんな商品があったらいいな!」を形にしていくのが商品開発チームです。今年パルシステム山梨のチームは、『魚のあんかけシリーズ』の新規開発に挑んでいます。チームメンバーも「意見やアイディアを出し合って、喜んで食べてもらえるような商品を開発したいです!」と意気込んでいます。 組合員のみなさんはどんな商品が欲しいかな?と考え、魚のあんかけにはどんな商品があるのかを調べたり、使う魚の種類や味付けなどを考えて商品を試作してもらいます。試作、修正、試作…を繰り返して、いよいよ完成です。来年度の商品化を目指しているのでどうぞ、お楽しみに♪子どもたちに語り継ぎたいこと 平和のイベントで自作の詩を朗読している組合員の尾崎巳代子さんにお話をお聞きしました。 風化することのないように語り継ぎたい この空を再び戦争で汚してはいけない 尊い命 助け合って生きていこう きれいな夕日を見送りながら…   ~尾崎さんの詩「戦争を知らない子ども達へ」から~ 私が4歳の時、まだ横浜に暮らしていた頃、父は終戦の年の3月15日に出征しました。父からは、「お母さんの言うことをよく聞いて大きくなるんだよ」と声をかけられたのだけを覚えています。 その後、母の実家を頼って山梨に移住。空襲で、防災頭巾をかぶって防空壕に入ったことはちょっとしか覚えていません。母は、甲府が空襲により火の海になって、「あんなに遠くの場所なのに、近所が火事のように大きく燃え盛っていて怖かった」と話していました。夕焼けのように空が明るく見えたほどだったそうです。 戦後のつらい思い出は、食べるものがなかったことと、経済的に大変だったことです。母が自分の着物を作り変えて、私たちの着るものを縫ってくれたこと、やっと手に入った一つの卵を三人で分けて食べた事、「一人で食べたかったんだよな~」と今でも思い出します。それくらい物がなかった時代でした。 父の戦死の通知は3年たってから。それまでは帰ってくるのをひたすら待っていました。靴の足音がすると、父かもしれないと走って外に出たり、窓を開けて覗いたりしていた日々でした。報せを受けて取りに行った白木の箱の中には、父の名前が書いてある紙が一枚入っていたきりでした。 子どもたちには、家族が離れ離れになることが、どんなにつらいことかということと、世界中の人達と争ってはいけないということを伝えていきたいと思っています。2021年度開発商品Let’s産直豚レバー味付(レバニラ用)2019年度開発商品産直鶏だんご