ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

あーしあん375

2「環境×核兵器」▼ 広島や長崎だけでなく核による影響を受け苦しい生活をする世界の人たちを報告▼ 核兵器使用による地球環境への悪影響「現在進行中の自分たちの問題」▼ 瀬戸麻由さん(ミュージシャン)による被爆ピアノ演奏出演者:竹峰誠一郎さん(明星大学教授)、蓮沼佑助さん(第五福竜丸展示館学芸員)、グローバルヒバクシャ(※)他日目日目「ヒロシマ」▼ G7サミットが広島で開催されることの意義、世界に発信すべきメッセージは▼ G7各国に向けた市民社会の立場からの訴え▼ 都留文科大学合唱団による平和への願いを込めた合唱出演者:川崎哲さん(ピースボート共同代表)、NGO関係者他 戦後、日本の平和主義の出発点にもなっている広島で開かれたG7サミット。この地で、「戦争を二度としてはいけない」と意識し、現在行われている戦争を、どのように終わらせ、平和を作っていくかの議論が進んでいくことに期待と注目が集まりました。 平和公園で碑文の説明を受け、広島平和記念資料館を見学し、被ばく者の方からお話を聞いた各国の首脳たち。川崎さんは、「そのことを受け止めたうえで、核兵器がない世界に向けた道筋を明らかにする方向に歩みを進めるメッセージを発信して欲しい」と語られました。 またサミットを見守った被ばく者の方からは、「資料館の見学時間や被ばく者の方との面会の時間は充分だったのでしょうか?」という問題提起がありました。これまで80年近く生きてきた被ばく者の体験を踏まえた今の想いや考えていること、そこから生まれた思想を聞いて欲しかった。時間的に短かったことが残念だった。しかし見学や会話、説明を受けて感じたことを、これからの会議に反映してもらえればと話されていました。 最後に、1963年に創立された約60年の歴史をもつ公立大学法人都留文科大学の大学混声合唱団が、核兵器のない平和な世界への祈りを込め「?(かもめ)」「ねがい」「イマジン」の3曲を披露しました。 広島、長崎に原爆が落とされて以来、77年核兵器は使用されていません。しかし、世界的にみると、南太平洋やオセアニア地域を中心に2000回に及ぶ核実験が行われています。核実験の場となってしまった島々を中心に、世界の被ばく者は増え続け、住民への影響が問題になっています。平和への想い平和・核廃絶フォーラムvol.2~ヒロシマサミットアクション~G7広島サミットに合わせ、パルシステム連合会は2023年5月19日(金)から22日(月)までの4日間、YouTubeライブ配信イベントを開催しました。