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概要

パルレポート2024

5パルシステムの産直「つくる人」と「食べる人」がともに健康で安心なくらしを実現するため、理解し合い、利益もリスクも分かち合える関係を築くこと。《産直四原則》1.生産者、産地が明らかであること2.生産方法や出荷基準が明らかで生産の履歴がわかること3.環境保全型・資源循環型農業をめざしていること4.生産者や組合員相互の交流ができること地産地消の取り組みわたしたちの住んでいる地域で作った農畜産物や伝統食を食べる。わたしたちの健康とその土地に伝わる食文化を守る。そんな地元生産者の商品を中心に取り扱う独自チラシ「エシカル市場」を毎週発行しています。顔が見える農家から購入することで生まれる安心感。旬なものを旬の時期に食べること。生育に最も適した季節にじっくり育つのが美味しさの理由だからこそわたしたちは地産地消にこだわります。産直(産地直結)と食の安全産直は、「つくる人」と「食べる人」がともに育むもの。単なる食料調達の手段には留まりません。日々のくらしの中で、「つくる」と「食べる」がともに支え合う。そのパートナーシップを育むための運動こそ、パルシステムの「産直」です。食を生み出すこと、選ぶことは、社会の形を変えていく力さえ持っているものだから。3Rの推進日本のゴミ総排出量(2022年度)は4,167t。東京ドーム約110杯分※ものゴミを廃棄しています。「限りある地球の資源を無駄にしたくない」という思いから、リデュース(Reduce:廃棄物がなるべく発生しないような商品の製造・販売をすること)、リユース(Reuse:一度使用したものを廃棄せずに再使用すること)、リサイクル(Recycle:一度使用したものを資源として再生利用すること)の3R(スリーアール)活動に取り組んでいます。石けん生活公害が深刻化し、生活者の間で環境への危機感が高まった1970年代に、「川や海を洗剤の泡で汚さないよう、環境中で分解されやすい石けんを使いたい」という組合員の声から石けんを利用する取り組みが始まりました。「人にも環境にもやさしい石けん洗剤を」と約50年。これからも昔ながらのシンプルな石けんにこだわり、環境に配慮した生活用品の普及に取り組みます。環境への取り組みパルシステムの産地・メーカーでは、農薬削減や資源循環、生きもの調査、海の環境保全活動など、地域の環境を守り持続可能な社会をめざすさまざまな活動が続けられています。パルシステムの商品を利用することで、こうした産地とつながり、ともに未来をつくることができます。※一般廃棄物